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| 研修を修了した病理医からの報告 |
| 私は平成20年に名古屋大学を卒業し、安城市にあります八千代病院で2年間の初期研修を修了致しました。現在は名大病院病理部にて病理医として働いております。 八千代病院は安城市の北部に位置し、病床数320床の地域の基幹病院の一つです。臨床研修指定病院としては小規模ではありますが、40年程前から卒後ローテート研修が行われており、その歴史は長いです。 2年間の私の八千代病院での日々を振り返りつつ、「研修報告」をしたいと思います。私個人の経験を通して綴られた文章ですので、主観的な点も多々あると思いますが御許しください。 私の研修生活は4ヶ月の外科研修からはじまりました。一年目の主な仕事は、朝の外来処置枠、病棟回診、手術の麻酔当番や助手でした。少し余裕が出てくるとエコー検査や透視検査を教わったりしていました。初めてだったということもあり、気づけば一日が終わっているという日々であったと思います。 最後の月には局麻手術やアッペンの手術をやらせていただきました。私の初アッペンでは「こんなきれいなアッペンは二度と無いぞ」と言われた程、軽いものであった事が印象に残っております。 その後は小児科、整形外科にて研修しました。どちらも常勤の先生は二人であり、小所帯ではありましたが、ローテートしている研修医は私一人でしたので、その分濃密な研修を行うことができました。整形外科では観血的骨折整復術をはじめ、色々な手術をさせていただきました。 小児科では生後しばらく経った、ムチムチしてきた頃の赤ちゃんのルート確保には苦労しました。思えば一か月の研修の間で一回も成功していないかもしれません。 一年目の後半から二年目の初めにかけては内科を半年間まわりました。八千代病院の特色として、内科研修は細分化されておらず、ざっくりと「内科」ローテートです。午前中は腹部エコー検査、胃カメラ検査を行い、午後は心カテ、合間に気胸の患者さんを発見すればトロッカーを入れさせてもらったり、CV挿入したり。医師にとって必要な基本手技を身に付けるチャンスを逃さないためにいつもアンテナを張っていました。毎朝その日の検査予定をチェックし、やりたい症例があれば主治医へcall、大抵の場合は「いいよ。」と言っていただけました。 内科ローテート中は入院患者もけっこう担当させていただきました。自分が救急外来から入院させた患者さんや、研修医に適当と思われる患者さんを振りわけてもらいました。第一主治医であり、オーダー権もあり、非常に勉強になりました。 その次は産婦人科をまわりました。この産婦人科を回っている途中で、私自身が身体を壊し、半年ほど研修を休んでおりました。そのうち4ヶ月ほどは患者として八千代病院に入院しておりました。この間に病ありきで自分の進路を考え直し、外科医から病理医へ進路を変更しました。 復帰後は病理部においてその日でき上がる標本を毎日診るようにして、病理医としてのトレーニングをはじめつつ、脳外科病棟の病棟医として働いたりしました。 2年間通して行い、最も力を入れていたと言ってもいいのが救急外来の仕事です。救急外来では研修医が主役でした。八千代病院は二次救急病院でしたが、救外に来る患者は基本的にすべて自分で診ます。入院決定や入院時オーダーもある程度任されます。自分の色を出せる場でもあり、勉強したことを現場で実践したりしていました。おかげさまで度胸はついたと思います。今、当直バイトをしていてもビクビクすることなくできるのはここでの経験のおかげだと思います。 2年間の私の研修生活を簡単に振り返ってみました。思うに、八千代病院は研修医に対しとても「懐が深い」病院であると思います。他院のことは分かりませんので比べることはできませんが、研修医にあれだけの裁量権、責任を与えてくれる病院はあまり無いと思います。おかげさまで主体的な良い研修を行えたと思います。 今後の八千代病院の更なる発展を願いつつ私の「研修報告」を終わらせていただきます。 |
| 八千代病院で臨床研修を受けた卒後5年目の内科医 |
| 私が何故この病院で内科を目指し、研修したか…ですが単純です、手技の習得が異常に早いと感じたからです。私は消化器内科医ですが、研修3ヵ月目で中心静脈(CV)の穿刺を始めました.そいて1年目で胃カメラ検査を始め、2年目で大腸カメラ検査を始め、3年目で十二指腸カメラを使って総胆管結石の治療を始めました。また胆管治療を始めればPTBDやPTGBD(経皮的胆道-胆嚢ドレナージ)も並行して始める事になります。これだけで大抵の消化器疾患は大体治療が出来ます。もちろん指導もきちんと受けることができ,行き詰まればいろいろと補ってもらっています。(余談ですが当院の研修医は希望が何科であろうと、胃カメラ検査の習得を目指しています)
当院は大規模病院ではないので専門分野以外の疾患も診る事があります。すなわち誰でも総合内科的と言えるかもしれません。消化器内科でも心不全や肺炎、糖尿病、甲状腺疾患、急性or慢性腎不全、尿路感染症などは診ています。 当院は医師の数が50人程度なので全ての医師の顔がわかり気楽に話ができ,患者さんのことで困った時にすぐに相談に乗ってもらったり指導を受けたりできます.またMDCT(64列)はもちろんMRIでさえ緊急でも気軽に依頼できるので,大学病院では考えられない速度で検査結果が得られます.そして画像をを医局のPACSモニターでみながら皆でディスカッションをして方針決定のような良い流れがあります 当院も他と同じく医師不足気味で,研修医に早く戦力になってもらえるようガンガン育てます。研修内容の自由度も高く,伸びられる研修医にはどんどん成長してもらおうと思います。研修医の能力の平均化など考えていませんが,少人数なので目が行き届きやすくその必要が無いからです。Common Disease は本当に沢山診られます。その中に埋もれている稀な疾患を見つけ胸を躍らせる事もしばしばです。 当院で研修希望される方の理想像は @2年間仕事に没頭出来る人 A頭より先に体の動く人,辺りかと思います。この2年を本気で頑張れば群を抜いた実践力と肝っ玉の太さを持つ医師になります。私は当院2年間をそれなりに仕事に没頭した結果、お金を使う暇も無く、2年で900万以上貯まってしまいました(笑)。 |
| 研修を終了した内科医から |
■八千代病院との出会い ■研修内容 ■日常生活 ■休日 ■最後に
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| 研修を終了した外科医から |
| 3月末。医師国家試験の発表後、数日と立たないうちに病院の社宅へと引っ越し、右も左もわからないまま臨床研修がスタートされたことがつい先日のように思い出されます。 八千代病院は私が就職した平成17年5月に旧病院から数百メートルの現在地に移転しました。病床数320床(内、療養病棟52床、回復リハビリテーション病棟52床)と規模は小さいながらも、100年以上にわたり歴史を持つ地域に根付いた病院であり、臨床研修制度開始前よりスーパーローテートの先駆けを実践し、第一外科前教授の二村先生や現教授の梛野先生も研修された由緒ある病院でもあります。 |