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カプセル小腸内視鏡とは?

 カメラを内蔵した長さ26mm×幅11mmのカプセルをビタミン剤のように口から飲み込むだけの内視鏡検査です。カプセルは、消化管内を通過しながら画像を撮影し、撮影した画像を記録装置に転送します。医師は、この画像をもとに小腸の診断を行います。
 カプセル小腸内視鏡は、平成19年10月1日より保険適用となり、保険を利用しての検査が可能になりました。当院では平成20年1月に導入しました。

カプセル小腸内視鏡の対象は?

 カプセルの大きさや機能カは、小腸の内腔、生理的機能に合わせて作られていて、従来の小腸検査では見逃された病変の検出に優れています。 そのため小腸疾患が対象となり、胃や大腸の検査には向きません。
「胃カメラや大腸内視鏡が嫌だからカプセル内視鏡で‥‥」というわけにはいきません。
 例えば、便に出血があった場合、大部分は上部消化管(食道、胃、十二指腸)か大腸に原因があり胃内視鏡か大腸内視鏡検査で原因が判明します。出血があったのに胃や大腸の内視鏡検査などをしても病変がない場合などがカプセル小腸内視鏡検査の有力な候補になります。出血以外にも小腸炎症疾患(クローン病と診断された方は保険対応になりません)や小腸腫瘍、寄生虫などが強く疑われる場合はカプセル小腸内視鏡検査の対象となることがあります。
詳細は、消化器内科外来にてご相談ください。

カプセル小腸内視鏡の特徴

 小腸は、全長が6m〜7mもある人体の中では最大の臓器です。従来の内視鏡やその他の検査では、口からも肛門からも遠すぎるために、十分な観察ができず、良い検査法がなくて困っていました。カプセル小腸内視鏡は、従来ほとんど唯一の方法だったバリウムによる造影検査よりはるかに病変発見能力が高いことが示されています。しかも患者さんの負担はほとんどありません。
●従来の小腸検査に比べ、苦痛がほとんどない検査です。
●検査中は、日常生活ができます。
●検査開始2時間後からお水、4時間後から軽い食事を取る事ができます。

(資料提供:スズケンCEプロジェクト)